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HSP・隠れひねくれ女子のホンネ放出空間

素敵な大人になるためにスルー出来ない「冬の朝」案件

今週のお題「急に寒いやん」

朝起きれない季節がやってきた。

布団から出たくない気温になって来ると、二度寝の誘惑に勝てなくる。

ついでに肩こりも半端なくなる。何もいいことはない。

…こんな愚直ばかりをこぼして申し訳ないのだが、なんせお題が「急に寒いやん」という、どう捉えたって文句なのだから、致し方無いだろう。

 

私のやっている表ブログ(これは裏ブログ)のタイトルは『雨の日と月曜日というのだが、テーマは嫌いな日を少しでも楽しく過ごすことだ。

そのために大嫌いな「雨の日」と「月曜日」を羅列しているのだが、もしもう一つ並べるのであれば、「冬の朝」をあげるだろう。

 

清少納言の『枕草子』では、「冬は朝~」という節(?)があるが、寒い冬の朝を乙と感じることのできる優雅さを感じる。私にはほど遠い感受性だ。

最近はブログのお陰で雨の日と月曜日に対する苦手意識が減ってきたが、冬の朝はまだ克服できていない。

大人になるほど好きなものを増やすことが目標であるため、くどいようだが私にとって「冬の朝」は、スルー出来ない案件なのだ。ぜひ克服したい。

 

大人になるほど「好き」を増やす

お題から少し逸れるが、私の人生の目標についても話したい。

私は「好き」が少ない少女時代を過ごした。本当にモッタイナイことをしたと思う。

楽しそうな人を見て羨んでばかりいた。特別不幸な境遇でもなかったのに,あんなにもセピア色(笑)の青春時代を過ごしたのは何故だろうか。

大好きな辻村さん(『凍りのくじら』で泣かない人間はいないだろう)の言をサンプリングさせて頂けば、少し・不幸、なぐらいの子どもだった。今考えてみれば、楽しいことだって沢山あったはずだ。それなのに悪い思い出ばかりがあるのは、「好き」が少なかったから。全てが減点方式の考え方をしていたからだろう。

きらい嫌いの少女時代

体育は嫌い、算数も嫌い、寝るのも嫌いだし、起きるのも嫌い。

嫌いなことは数え切れないほどあったが、好きなのは食べ物くらいだった。

楽しいことや、贅沢をすれば罪悪感を覚えるから嫌だった。相当歪んだ性格だ(笑)

特に嫌いなのが「朝」だった。

とりわけ冬の朝は、永遠に寝ていたいと思った。

起きたくなさ過ぎるお陰で、体調が悪い気がしてくる日も多々あった。

起きるたびに、朝が始まったことに若干キレていたのだ。

あの子と、何が違うの? 

そんな少女時代を過ごし成長した私は、多少頭を使えるようになった。

高校生の時、「あの子と自分の何が違うのだろうか。」と、考えたのだ。

ちっぽけっだが、人生の転機だった。

楽しそうな子、嫌なことが少なそうな子を見ていて、同じ人間なのに何故こんなにも違うのだろうか。と思ったのだ。

頭でっかちな私は本を読み漁った。心理学、自己啓発、スピリチュアルまで幅広く。そうしてやっと(私の場合)「楽しいは、つくる必要がある」と気づいた。

 

寒い朝が嫌いすぎるし、雨の日と月曜日は大げさに言って死にたくなった。

自然に楽しさは生まれてこない。キツイばかりだった。一々嫌がって、体力を消耗していた。

受け身ではだめだ。迎え撃たなければ「嫌い」に殺される!!

…と、こんな感じの変化があった訳ですよ。

(ついでに言うと「不安」にも殺されそうになっていたのだが、その話はまたいつかゆっくりしたい。)

 

高校時代から時を経た今、私は周りの人から「なんか楽しそうだね」とお花畑野郎(女)認定を受けている。心なしか、朝の寒さも軽減された気がする。お幸せな奴だと馬鹿にされることもあるだろうが、私からすればしめしめと言ったところだ。「楽しいは作れる♪」を体現できたのだから。

楽しいをつくる

楽しいを作るには、「好き」をたくさんストックしておくことだ。「好き」が自然にできない人間は諦めが肝心だ。脳の作りが違うことを認識しよう。天然のお花畑と、人口のお花畑は違う

自然に出来ないものは、脳に頑張って貰って作るのだ。

オススメは、意味づけをすることだ。自分にとって意味のあるものを「好き」と思い込める場合が多い。

物語が好きな人には効果的だろう。文脈消費が好きな人は、意味づけされたものに価値を感じやすいからだ。

脳内でいい文脈に変えて「好き」にしてしまうのがいい。

 

…長くなったがこういった訳で、わたしは人生の目標を「大人になるほど好きを増やす」としているのだ。分からない人にはサッパリだろう。

 

 冬の朝にいい意味...

お題から遠く離れた人生の目標だが、私の中ではガッチリ繋がっている。

冬は身体がちじこまり、心もしぼんでくる季節だ。朝が寒すぎるのには、心の問題が関係している場合がある

つまり言いたいのは、「急に寒いやん」と思ったら、朝が嫌いな自分に逆戻りしないように気をつけなければならないのだ。

 

冬の朝に清々しさを感じとるには、相当な精進が必要になる。

以上、素敵な大人になるためにスルー出来ない、「冬の朝」案件。

 

無駄に長いお題挑戦、大変楽しかったです。

読んで下さった人は果たしているのか(笑)

 

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